2008年5月20日火曜日

Localization

以前書いたUnificationはグローバリゼーションとローカリゼーションを比較するのとは違う次元の話だったのかもしれない。中央公論を呼んでいて気づいた事だ。というのも現在ではLocalizationの流れが一段と増している。

おそらくローカリゼーションという言葉が出てきたのが2001年の同時多発テロあたりからだ。この時、国家レベルの安全保障に話題の焦点が当てられ、どの国も自国の安全に目を向けた。そして最近ではベネズエラ油田国有化やロシアの天然ガスの西欧への供給問題など、商品相場の高騰により強気に出る国が出てきた。それ以外にも

●IMFや世銀から被支援国が遠ざかっている

●通商交渉は棚上げ

●外国からの投資規制

●石油・天然ガスに国営企業が手を伸ばす

●米国・インドで移民規制を支持

●インターネットのアルファベット以外のドメインが増えている(バルカン化)

これらは一時的な現象なのか、今後の基盤になっていくぐらいの意味があるのかはまだわからないが、少なくとも何かしらの共通要因があるように思えてきた。



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