2008年5月19日月曜日

ピアノ教室


インターン先でヤマハについて調べていた。ヤマハといえば楽器、特にピアノのイメージが強かったが、ゴルフ用品なんかも作っていて面白い会社だなーと思った。

ヤマハのように比較的娯楽消費を主な事業としている会社に共通して言える気がしたが、今が転換期のような気がする。というのももう国内では売り上げが頭打ち状態なところが多く、日本を出て中国やアジア各国への進出を今後のプロジェクトとして挙げている。

ヤマハは中国での売り上げを伸ばすために低価格(20万前後だったかな??)のグランドピアノ生産に乗り出す。一方日本で作るグランドピアノは高級品として販売する方向だ。あともう一つ大きな事業として考えているのがピアノ教室。中国ではピアノを持っている(弾ける)ことが一種のステイタスとして認知されている傾向があるらしく、子供への教育にの一環としてピアノレッスンは伸びる事業だと見る。


音楽業界を見るとコンテンツ制作者側は正直苦しい時代になってきた。アマチュアミュージシャンとプロの壁がなくなってきている事は何度もこのブログでも書いている。しかし趣味で音楽をやるインセンティブが多い現代の環境では、音楽教室や楽器販売による売り上げが伸びるという読みは間違っていないと思う。

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