2008年11月16日日曜日

バックアップ機能としてのクラウドコンピューティング

ケータイをなくした場合、アドレス帳として保有していたデータはその時点でアクセス不可能となる。だから今ホントに困っている・・・ そこで友達と連絡を取る際、代用としてSNS内のブログやメッセージを使った。そこでWEB上と非WEB内に存在するデータベースの扱い方の違いについて気づいた事がある。



SNSやGmailと、ケータイでの連絡手段には大きな違いがある。図で示されているように、ケータイのアドレス帳などはケータイ内に保存されている。さらにはデータにアクセスするインターフェースも同じデバイスに統合されている。一方SNSや各社メールサービスはアドレス帳が図のWEBの枠に保存されていて、そのデータにアクセスするためのインターフェースは一つに限定されていない。図にあるようにPCならばどこからでもアクセス可能だ。

WEB上に保存されたデータベースはPCであればどこからでも使えるので、普段つかっているパソコンが故障したとしても他で代用すればいい。しかしケータイは故障するとデータも失うリスクが伴う。 その意味でiphoneなどのスマートフォンはリスクを軽減できる。

2008年11月10日月曜日

WEBと非WEBの視覚化

いろんなコンテンツを共有できるライフログ・シェアリングサービス「Life-X」

ふつーに映像コンテンツとして「すごい!!」と思えた。

2008年11月9日日曜日

ネット上の言葉

卒論を書いていて改めて思う・・・




WEB上の単語は横文字+略字が多く、文章を読んでいても間違った解釈をしたりそもそも理解できない場合が多い。


原因はそれらの言語が数か月前、数週間前にどこかしらの企業が名づけたばかりの言葉が多い事にあると考える。辞書に載るせるかどうかを議論する暇もなく次々とジャーゴンが増え、死後化していく。意味がしっかり定着しないまま各業界の専門家がそれぞれの解釈を踏まえた上で解説していく。


最近では(卒論でも扱うモノでもある)クラウドコンピューティングという概念がでてきた。「Cloud」、要は雲のこと。これを提唱したforce.comは内容をきちんと定義しているが、あくまでも雲なのでなんでもアリ、良く言うと可能性が無限大なもの。

現在のネット社会で名詞がこれだけ混乱しているのを見ると、今後は動詞なども人によって使い方が変わっていく気がする。って別にWEB上だけの話じゃないか・・・現実世界でも一昨年あたり出てきた「KY」とかもう誰も使う人いないし。

2008年11月7日金曜日

高齢者≠弱い立場の人間

最近は学校の近くのATMに暇そうでおそらく何もしていない警察がずっと監視していた。振り込め詐欺防止策とは言っていたが、ATMじゃないほうを向いて立ってるだけ。ATM自体を守ろうとしてたのかなと・・・



これも高齢社会にみられる現象として捉えていいのかもしれない。公共の場でも高齢者を対象とした改装が目立つ。


しかし世の中

高齢者=社会的弱者

というわけでもない。法務省が7日公表した08年版犯罪白書によると、07年度に検挙された65歳以上の高齢者は4万8605人で全体の13%。97年の1万2818人から3.8倍に増えた。


社会的孤立が原因とされる。しかも犯罪の内訳が窃盗が65%、遺失物等横領が22%だ。

大人としてのプライドを捨てるぐらいモノに困ってる人が多いって事なのかな??

2008年11月6日木曜日

消費者がモノ知りになると・・・


iモードはもう古い。


ドコモが新しく今年の冬モデルのケータイを発表した。といっても半年以内のスパンで回転する新機種にそれほど価値を見いだせないが・・・

ただ注目したいのは機種自体ではなく、新しいサービスだ。

ユーザーのニーズに的確に合わせたサービスを提供できる「iコンシェル」だ。これは従来のプッシュ型(iモード)サービスとは違い、ユーザーの属性や行動から推測される情報を提供できる。かなり時間が経ってやっとサービス化されたという印象を受ける。


業界は違うが、旅行産業もここ数年で団体パック旅行よりも個人での契約が圧倒的に増えているという。現代では消費者がインターネットを使って商品の比較が容易に行えるようになったため、よりニーズも多様化しているのだろう。もう大多数をまとめて安く済ませる時代ではなくなっているなーと感じさせられる現象が多く見られる。ただまだ供給側と消費者の間に情報格差がある産業(レモン市場が成り立っている分野)ではまとめて売るビジネスが可能なのかもしれない。ネットはblack boxを増やしているのか減らしているのか・・・考えにようによってはどっちも考えられる。