2008年5月12日月曜日

Globalization / Localization / Unification

21世紀に入りインターネットと交通手段の進歩により、ヒト・モノ・カネの国際的な動きが多く見られるようになった。しかしその反面「地元」「故郷」を大事にする人々がよく取り上げられた。・・・てのが数年前までのトレンド。当時はGlobalizationの反動でLocalizationが目立つと言われていたが、実はGlobalizationの次はUnificationが主流の流れなんじゃないかなと思う。

・企業提携によるSOAの導入
・Open Socialによるアプリケーション開発の基盤の共通化
・通信規格(IPTVとか)の共通化

昨日の日経にも以下の記事が載っていた。

NTTはグループの経理業務を一本化する。今後3年間でシステムの統合やデータ集計の標準化を進め、関連コストの半減を目指す。グループ全体の経営情報を 迅速に把握し、4月から義務付けられた内部統制報告制度への対応を急ぐ狙いもある。通信業界の競争激化に備え、グループの経営効率を高める。

NIKKEI NET(日経ネット)


企業間での差別化競争はかかせないと思う。しかし同じ土俵上で取引をする以上、作業の効率化もかなり重要な要素となる。今では以前あまり関わらなかった業種同士が競うところも増えてきたので、いかに迅速に低コストハイパフォーマンスで顧客を満足させるかがポイントとなる。それに加え、ロングテールにあたるアマチュアと今までのプロが競う世界にもなりつつあるのも、このUnificationの流れが来た要因の一つなのかもしれない。


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