2008年4月1日火曜日

アーティスト告知


他の地域は知らないが、とりあえずここ東京では間違いなく自然と人がクラブに集まるような空気がない。だからアーティストは必死に集客を頑張る。たまに何を目的にDJやRapper、Singer、Dancerをやっているのか見てて疑問に思う時がある。それぞれ「大物になるため」「楽しいから」などインセンティブとなる動機はいろいろあると思うが、ギャランティーの発生するGUESTアーティストとオーガナイザーの儲けに貢献せざるを得ない部分がある。ゆえにこの様なつまんない宣伝文句が多い:

「豪華DJ陣による・・・」
「おいしいお酒で乾杯しましょう!」
「間違いなく楽しんでいただけると思います!」
「このイベントは自分、ホントに力をいれているので・・・」

ホントにどこの街のどのDJもこんな言い回しを使う。しかもホントにこのまま。こういう告知メールを毎週何通ももらっていて、ホントにこの人達は楽しんでイベントに参加しているのかすごく疑問に思う。集客が大変な環境で約2年間やっていた自分の事を振り返っても、しょうがなく集客しようとしてるだけにしか見えない。だからメールを見て逆に行く気が失せる。

大事なのは他イベントとの差別化を図っている部分を前面に押し出す事だと思う。差別化を考えないイベントもあるけど。もちろん自分がどういったパフォーマンスをするかも詳細に言えばそれだけ興味がわく。少なくともオレはそう思う。マーケティング的に漠然としたモノよりも少し踏み込んだ内容が目に入ったほうがいい。

クラブでのアーティストの中でノルマが多いのは圧倒的にDJが多いと思われる。イベントでの持ち時間を考えてもステージパフォーマンスに比べて長いので、納得できるかもしれない。だいたい集客力600人規模のイベンあたりからDJ一人につき40は頑張って欲しい言われる気がする。もちろんイベントや時期、環境にもよるがDJとして回す時間を50分前後もらうとそうなる。

ベストは何十人もの友達に丁寧に個別にメールで誘う事かな。一括とかコピペ系はなるべく避けるべきだなとずっと思ってる。最近はノルマなしで呼ばれるケースかギャラが出るイベントでしか回そうと思わなくなってきた。これはこれで良いとは思わないけど・・・やりたい形でDJやれてるからいいのかな??

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