2008年3月29日土曜日

フライヤー 


クラブやレコード店、バーや飲食店などでもイベントのフライヤーをよく目にする。このようなフライヤーはどう見られているのだろうか・・・
ただのチラシにすぎないと見る人もいれば、無料で持ち帰っていいポスターとして捉える人もいると思う。オレも高校の頃は主に吉祥寺や渋谷で拾ってきたフライヤーで自分の部屋の壁を埋め尽くしていた。フライヤーを受身の立場で見る人からすればそんなもんだが、それを街でばらまくイベント運営者の立場からすれば考えるべき点は多いと思う。要は広告戦略なんだし。フライヤーを見る立場からすると(オレはフライヤー1回しかつくった事ない)注目するのは:

■置いてある場所
■デザイン
■アーティスト・イベントの情報量
の3つだ。

■置いてある場所
 やっぱりイベントのコンセプトに会う環境でそのフライヤーを見ればなんとなくそのイベントの内容まで見えてくる気がする。R&Bだけの女DJによる女の子向けのイベントのフライヤーを汚いラーメン屋で目にすると少しマイナスイメージがつくかもしれない。それとか東京アンダーグラウンドを売りにしてるイベント、メディア出演の多いアーティストを売りにするイベント、それぞれのコンセプトはイベント当日やフライヤーだけじゃなくそれが置いてある場所も含めて考えたい。
数打ちゃ当たる作戦はだめだと思う。マイナス評価を作り出すかもしれない。

■デザイン
 やっぱなんだかんだコレが一番訴えかえるのに大事な要素だ。金儲けのイベントならビッグアーティストの写真をバンバンでかく載せるし、独自の色を出すイベントはデザインで勝負してくる。デザインというだけあって正解や間違いはないと思うが、いかにイベントの目的に合い、さらに人の目にとまるかがが難しいところ。
一番注目させるのに簡単なのは大物の顔写真だけのパターンだと思う。それは初めて見るデザインとは違い、そのアーティストの顔だけでその情報が入ってくるからだ。
フライヤーで一番大事なのはそのフライヤーを手にとって見てもらう事なはず。ならば情報の量が多すぎても読むのがめんどくさいからダメだし、イベントの情報が少なすぎて行く意欲を出さないのもダメ。そういう意味で写真は文字で訴えない情報を与えるので効果的だと思う。

■アーティスト・イベントの情報量
 デザインとかぶる部分もあるが、情報の量は広告戦略においてかなり重要な要素になる。人は決定的な情報理解を絵や雰囲気よりも文字で得るためだ。写真も先ほどのようにデザインとしての画像と、情報を含んだり、心理的なイメージを含む画像ではかなりの差が出る。
読むのがめんどくさくなく、インパクトがあり、AIDMAで言う「ID」らへんに持ち込めるフライヤーがあれば最強だと思う。ここらへんの話は普段のメールにしても、就活のESにしても同じ事が言える。


今度はweb宣伝について書こうかな。メールやmixiのコミュニティでの告知方法について。似通ったつまんねー宣伝文句使うDJいっぱいいるからな~

0 件のコメント: