2008年11月6日木曜日

消費者がモノ知りになると・・・


iモードはもう古い。


ドコモが新しく今年の冬モデルのケータイを発表した。といっても半年以内のスパンで回転する新機種にそれほど価値を見いだせないが・・・

ただ注目したいのは機種自体ではなく、新しいサービスだ。

ユーザーのニーズに的確に合わせたサービスを提供できる「iコンシェル」だ。これは従来のプッシュ型(iモード)サービスとは違い、ユーザーの属性や行動から推測される情報を提供できる。かなり時間が経ってやっとサービス化されたという印象を受ける。


業界は違うが、旅行産業もここ数年で団体パック旅行よりも個人での契約が圧倒的に増えているという。現代では消費者がインターネットを使って商品の比較が容易に行えるようになったため、よりニーズも多様化しているのだろう。もう大多数をまとめて安く済ませる時代ではなくなっているなーと感じさせられる現象が多く見られる。ただまだ供給側と消費者の間に情報格差がある産業(レモン市場が成り立っている分野)ではまとめて売るビジネスが可能なのかもしれない。ネットはblack boxを増やしているのか減らしているのか・・・考えにようによってはどっちも考えられる。

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