2008年1月22日火曜日

投稿サイトで嘘がつけなくなる or 嘘ばかりになる時代

2チャンネル、youtubeから始まり、mixi、myspace、facebookなど、消費者の立場にいる個人が情報発信するのが当たり前な時代である事はみんな気づいていると思う。ネットの世界では。
最近は周りに2チャンネルでの投稿を就活の情報源として活用する友達の話をよく聞く。いわゆる「ネラー」だけじゃなく、就活を通して2チャンネルを使うようになった人も多いのでは??個人の情報発信がこれだけ信頼性を帯びる時代では、かつてのメディアコントロールなんてものの力が薄れてきているのかもしれない。政府がいくら断言してもネットユーザーの間で疑問点を浮き彫りにされるケースも出てくる。投稿サイトの活性化により嘘がつけなくなるプレーヤーが出てくる。

つまり今の時代はネット上で誰かが書き込みしたような情報でも信頼性を獲得したモン勝ちみたいなとこがあるのかな。「ちょっと見てきて」がアクセス数を伸ばしてきているのもそういう理由があるからだと思う。信頼しなきゃどこの誰か知らない人の証言をもとに知らない所へわざわざ足を運ばないよね。ここのサイトを見れば何の事を言っているのかすぐわかるはず。

でも逆に言うとネット上の個人が作り上げたある「嘘」への信頼が高まり、それ自体が現実世界で真実になっちゃったりする、なんて事も可能な気がしてきた。今では投稿サイトを悪用して嘘(自分の理想)を書きまくるやつが現れている。説得上手な人間がソフトパワーを握ることに!姿を見せずに権力を持つプレーヤーが出てくる。

そう考えると17・18世紀に起こった市民革命と似たような構造が見えてくるような気がしなくもない・・・


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